「唇が乾燥してひりひりするし、皮がむけてしまう」
「口紅を塗ったら、乾燥でムラができる」
という悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
冬場は特に空気が乾燥して唇の水分が奪われやすく、皮が剥けてしまうこともありますよね。
唇は女性の魅力を引き出すパーツなので、常にツヤツヤに保ちたいものです。
そこで今回は、唇の乾燥やヒリヒリカサカサを防ぐ方法をご紹介します。
この記事を読んで、ぷるぷる唇を目指しましょう!
唇の乾燥の原因
まず、唇の乾燥を解決するためには、その原因を知ることが大切です。
唇が乾燥する原因は、さまざまな要因が考えられます。一般的には、以下のようなものがあります。
- 空気の乾燥や冷房の影響
- 口呼吸や唇を舐める癖
- 口紅やリップクリーム、歯磨き粉などの化粧品や洗剤の刺激
- 食生活の乱れや栄養不足
- ストレスやホルモンバランスの乱れ
- 日焼けや紫外線のダメージ
- 内臓の不調や病気
これらの要因は、唇の水分や油分を奪ったり、唇のバリア機能を低下させたりして、唇を乾燥させます。
また、唇の乾燥は、口唇炎や口唇ヘルペスなどの病気のサインである可能性もあります。
もし、唇の乾燥がひどくて改善しない場合は、皮膚科や内科などで診察を受けることをおすすめします。
唇の乾燥を防ぐためにできること
次に、唇の乾燥を防ぐためにできることについてご紹介します。以下がおすすめの対策方法です。
1. 部屋の加湿やマスクで潤いを保つ
空気が乾燥すると、唇も乾燥しやすくなります。
特に冬場や冷房が効いた部屋では、注意が必要です。そこで、部屋に加湿器を置いたり、マスクを着用したりして、唇に潤いを与えるようにしましょう。
加湿器は、湿度が40〜60%程度になるように調節してください。
マスクは、清潔なものを使用し、湿気がこもらないように注意してください。
2. 香辛料や刺激物を避ける
香辛料や刺激物は、唇にダメージを与える可能性があります。特に辛いものや酸っぱいものは、唇に刺激を与えて水分や油分を奪います。
また、アルコールやタバコも同様に唇に悪影響を及ぼします。
こで、香辛料や刺激物を摂りすぎないようにしましょう。
食事の際には、唇に優しい食材や調味料を選ぶようにしましょう。
3. 保湿力の高いリップクリームを使う
唇に水分や油分を補給するためには、保湿力の高いリップクリームを使うことが効果的です。
リップクリームは、唇の乾燥を防ぐだけでなく、唇のバリア機能を強化して外部の刺激から守ります。
そこで、リップクリームは、朝晩や食事後など、こまめに塗るようにしましょう。
また、リップクリームを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
- 無香料・無着色・無添加のものを選ぶ
- 保湿成分や美容成分が豊富なものを選ぶ
- SPFやPAなどの紫外線防止効果があるものを選ぶ
- 賞味期限や使用期限を守る
4. ハチミツなどの天然保湿成分を塗る
リップクリーム以外にも、ハチミツやオリーブオイルなどの天然保湿成分を唇に塗ることで、唇の乾燥を解決することができます。
これらの成分は、唇に水分や油分を与えるだけでなく、唇の荒れやひび割れを修復してくれます。
そこで、ハチミツやオリーブオイルなどを少量手に取り、唇に塗って10分程度放置した後、水やティッシュで拭き取るようにしましょう。
この方法は、就寝前や入浴後などに行うと効果的です。
5. ビタミンB群やビタミンCなどの栄養素を摂る
唇の乾燥は、食生活の乱れや栄養不足が原因である場合もあります。
特にビタミンB群やビタミンCなどは、唇の健康に欠かせない栄養素です。
ビタミンB群は、唇の皮膚細胞の新陳代謝を促進してくれます。
ビタミンCは、コラーゲンの生成を助けて唇の弾力性を高めてくれます。
そこで、ビタミンB群やビタミンCが豊富な食材を積極的に摂るようにしましょう。以下がおすすめの食材です。
- ビタミンB群:肉類・卵・乳製品・レバー・魚介類・大豆製品・全粒穀物・緑黄色野菜など
- ビタミンC:柑橘類・キウイ・トマト・パプリカ・ブロッコリー・カリフラワー・イチゴなど
6. 水分補給をこまめにする
水分補給は、唇の乾燥を解決するために欠かせません。水分は、唇の皮膚細胞に潤いを与えてくれます。
また、水分は、唾液の分泌を促進して唇のバリア機能を強化してくれます。
そこで、水分補給は、こまめに行うようにしましょう。一日に必要な水分量は、体重の1%程度と言われています。
例えば、体重が50kgの人なら、500mlの水分が必要です。ただし、運動や汗などで水分が失われる場合は、もっと多くの水分が必要になります。
水分補給には、水やお茶などの無糖飲料がおすすめです。
コーヒーや緑茶などのカフェイン飲料やアルコールは、利尿作用があるため、逆に水分が失われる可能性があります。
また、ジュースやスポーツドリンクなどの甘い飲料は、カロリーや糖分が多いため、摂りすぎないようにしましょう。
7. 鼻呼吸を心がける
口呼吸は、唇の乾燥を引き起こす原因の一つです。
口呼吸をすると、唇に空気が当たって水分や油分が奪われます。
また、口呼吸をすると、唾液の分泌が減って唇のバリア機能が低下します。
そこで、鼻呼吸を心がけるようにしましょう。
鼻呼吸は、唇に潤いを保つだけでなく、空気を温めて体内に入れることで、風邪や花粉症などの予防にもなります。
鼻呼吸をするためには、以下のような方法が有効です。
- 鼻毛や鼻汁をきれいにする
- 鼻づまりやアレルギーを治療する
- 正しい姿勢を保つ
- 口呼吸をしていることに気づいたら鼻呼吸に切り替える
8. 口紅やリップクリームをきちんと落とす
口紅やリップクリームは、唇の色や形を整えたり、保湿したりするために役立ちます。
しかし、口紅やリップクリームをきちんと落とさないと、唇の乾燥を悪化させる可能性があります。
口紅やリップクリームには、合成着色料や香料などの添加物が含まれている場合があります。
これらの成分は、唇に刺激を与えたり、皮膚呼吸を妨げたりして、唇の乾燥や荒れを引き起こします。
そこで、口紅やリップクリームは、就寝前や食事後などにきちんと落とすようにしましょう。
落とす際には、以下の点に注意しましょう。
- オイルクレンジングやメイク落とし用のティッシュなどで優しく拭き取る
- 洗顔料や石鹸で洗い流す
- 水やティッシュでふき取った後、リップクリームで保湿する
9. 唇をこすったり舐めたりしない
唇が乾燥していると、つい唇をこすったり舐めたりしたくなるかもしれません。
しかし、これらの行為は、唇の乾燥を解決するどころか、逆効果です。
唇をこすると、唇の皮膚細胞が傷ついたり、角質層が剥がれたりして、唇のバリア機能が低下します。
唇を舐めると、唾液に含まれる酵素や塩分が唇に刺激を与えて水分や油分を奪います。
また、唾液は蒸発しやすいため、唇の乾燥をさらに悪化させます。
そこで、唇をこすったり舐めたりする癖がある場合は、直すようにしましょう。
癖を直すためには、以下のような方法が有効です。
- 唇に保湿力の高いリップクリームを塗る
- 唇に刺激の少ない口紅やグロスを塗る
- 唇にメンソールやミントなどの清涼感のある成分を塗る
- 唇にビタミンEやアロエなどの治癒力のある成分を塗る
- 唇にハチミツやオリーブオイルなどの天然保湿成分を塗る
- 唇にバンドエイドやテープなどを貼る
- 唇に何かを噛む
唇を傷つけるNG集を教えます!
くちびるはとてもデリケートな部分なので、乾燥や刺激に注意しないと荒れたりひび割れたりしてしまいます。
そこで、くちびるを傷つけないために避けるべき行為をいくつか紹介します。
くちびるをなめる
くちびるが乾燥していると、つい唇をなめたくなりますが、これはNGです。
唇をなめると、唾液に含まれる酵素や塩分が唇に刺激を与えて水分や油分を奪います。
また、唾液は蒸発しやすいため、唇の乾燥をさらに悪化させます。
唇をなめる癖がある場合は、直すようにしましょう。
くちびるの皮をめくる
くちびるが乾燥して皮がむけてしまったとき、つい皮をめくってしまうことがありますが、これもNGです。
皮をめくると、唇の皮膚細胞が傷ついたり、角質層が剥がれたりして、唇のバリア機能が低下します。
また、皮をめくった部分に細菌が入り込んで感染したり、出血したりする恐れもあります。
皮がむけてしまった場合は、優しく洗って保湿するようにしましょう。
刺激物を避ける
刺激物とは、辛いものや酸っぱいもの、アルコールやタバコなどのことです。
これらのものは、唇にダメージを与える可能性があります。
特に辛いものや酸っぱいものは、唇に刺激を与えて水分や油分を奪います。
アルコールやタバコも同様に唇に悪影響を及ぼします。刺激物を摂りすぎないようにしましょう。
以上が、くちびるを傷つけるNG集です。
まとめ
この記事では、唇の乾燥を解決する方法について、おすすめの解決方法一覧をご紹介しました。
唇の乾燥は、見た目だけでなく、食事や話すときにも不快感を感じることがあります。
そこで、以下のような対策方法を実践して、唇の乾燥を防ぎましょう。
- 部屋の加湿やマスクで潤いを保つ
- 香辛料や刺激物を避ける
- 保湿力の高いリップクリームを使う
- ハチミツなどの天然保湿成分を塗る
- ビタミンB群やビタミンCなどの栄養素を摂る
- 水分補給をこまめにする
- 鼻呼吸を心がける
- 口紅やリップクリームをきちんと落とす
- 唇をこすったり舐めたりしない
以上が、唇の乾燥を解決する方法についての記事でした。
この記事があなたの唇の健康に役立てば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。