あなたの朝と夜のスキンケアルーティンは何ですか？
人によって、朝と夜で使うスキンケア製品は違います。
- 朝は急いでいる人
- 夜はじっくりケアしたい人
- とにかく手間を省きたい人
など、スキンケアの方法は様々です。
しかし、自分のやっているスキンケアが本当に肌に良いかどうかは分からないものです。
朝と夜で、どんなスキンケア製品を選べば肌が美しくなるかをお教えします。
日々のスキンケアを改善していきましょう。
朝のスキンケアの順番は？
朝のスキンケアでは、
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- クリーム
- 乳液
の順番でケアを行います。
1.洗顔
朝は肌があまり汚れていないので、泡立てた洗顔フォームでさっと洗顔をします。
ここで力を入れて洗わないように、泡で優しく顔を包むようにして洗いましょう。
生理前など肌がデリケートなときは、ぬるま湯で軽く洗うだけでも問題ありません。
このときも肌をこすらずにやさしく洗いましょう。
2.化粧水
洗顔のあと、タオルで水分をそっとふきとったら、化粧水を使います。
コットンにつけてもいいですが、手のひらで温めたほうが化粧水が肌になじむのが速くなります。
手のひらでつけたら、手で押さえてしっかりなじませましょう。
肌がふっくらとするまで、何度も重ねづけすることが大切です。
3.美容液
次に美容液を使います。
美容液は様々な種類がありますが、自分の肌の悩みに合わせて選びましょう。
特に何もないという人は、保湿美容液がおすすめです。
乾燥は肌のトラブルの原因になります。
乾燥を防げば、肌の状態も自然と良くなります。
4.クリーム
次にクリームを使います。
化粧水と同じく、手のひらで温めてからつけると浸み込みが速くなります。
クリームが浸み込むと、化粧水の水分が飛んでいくのを防げるのでお試しください。 つけ過ぎるとべたつく原因になるので、製品に書いてある量を守りましょう。
5.乳液
最後に乳液を使います。
乳液は水分と油分が適度に混ざっているので、クリームと化粧水で作った肌の保護層を完成させることができます。
軽く、肌にのせるように使いましょう。
強くつけないことがコツです。
夜のスキンケアの順番は？
夜のスキンケアは、朝とは違って、メイクや汚れを落とすことが目的です。
夜のスキンケアでは、
- クレンジング
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- クリーム
- 乳液
の順番でケアを行います。
1日の間に肌についたメイクや汚れは、肌に負担をかけるだけでなく、肌の老化を早める原因にもなります。
だから、夜はしっかりと優しく洗い流すことが大切です。
1.クレンジング
最初にクレンジングをします。
クレンジングを手にとり、メイクとなじませていきます。
クレンジングを落とすときは水で流してもいいですが、化粧水を含ませたコットンや、ぬるま湯をつけたファンデーションスポンジでそっとふきとって落とすこともできます。
時間がかかりすぎると肌に摩擦がかかってしまうので素早く行いましょう。
2.洗顔
次に洗顔をします。
洗顔料は泡がいっぱいになるように泡立てましょう。
適量を手にとり洗顔をしていきましょう。
すすぐときの水の温度はぬるま湯がいいです。
すすぎ残しがないように、きちんとすすぎましょう。
すすいだあとは、タオルで顔の水分をそっとふきとります。
泡で肌を包むようにする洗顔がコツです。
3.化粧水
次に化粧水を使います。
朝と同じく、手のひらで温めてふっくらするまで顔になじませます。
化粧水を使うタイミングは、洗顔のあとすぐにしましょう。
時間がたってしまうと肌が乾いてしまい、乾燥で肌にダメージがかかってしまうため、速やかに水分を与えることが大切です。
4.美容液
肌がふっくらしたら美容液を使います。
基本的には朝と同じものを使います。
どの化粧品もそうですが、効果を実感するためには継続して使う必要があります。
すぐに効果が出るわけではないので、肌の悩みを解決するためにまずは数ヶ月同じものを試してみてください。
5.クリーム
美容液の次はクリームです。
美容液は化粧水と同じで、そのままにしておくと時間とともに肌が乾いてしまいます。
肌になじんだら、すぐにクリームを使いましょう。
適量を肌に広げて、手で押さえてなじませましょう。
6.乳液
最後に乳液です。
乳液を肌に軽くのせてなじませたらスキンケアは終わりです。
これで肌に水分と油分がしっかりと届いたことになります。
朝と夜では少しスキンケアの仕方が違います。
一番違うのは、クレンジングと洗顔の段階です。
特に夜は、一日がんばった肌を洗ってきれいにしてから化粧水などを使っていくので、やさしくケアしてあげましょう。
ターンオーバーってなに？
肌のターンオーバーは、肌の細胞が一定周期で生まれ変わる代謝の仕組みで、肌の健康や美しさにとても重要な役割を果たしています。
ターンオーバーが正常に行われると、肌は透明感やハリを保ち、シミやニキビなどのトラブルも防げます。
しかし、ターンオーバーは年齢とともに遅くなったり、紫外線や乾燥、ストレスなどの影響で乱れたりすることがあります。
ターンオーバーが乱れると、古い角質が肌に残って毛穴を詰まらせたり、メラニンが排出されずに色素沈着を起こしたりすることがあります。
また、肌の水分保持力やバリア機能も低下し、乾燥やシワなどの老化現象を招くこともあります。
そこで、ターンオーバーを正常に保つためには、以下のようなケアが必要です。
- 紫外線対策を徹底する。紫外線は肌のコラーゲンやエラスチンを破壊し、ターンオーバーを乱す原因になります。日焼け止めや日傘などで紫外線を遮断しましょう。
- 保湿をしっかりする。乾燥は肌のバリア機能を低下させ、ターンオーバーを遅くします。洗顔後は化粧水や乳液などで肌に水分と油分を補給しましょう。
- 適度なピーリングを行う。古い角質が肌に溜まると、新しい細胞の生成を妨げます。週に1～2回程度、優しくピーリング剤やスクラブで角質を除去しましょう。
- 生活習慣を見直す。睡眠不足や栄養不足、ストレスなどは自律神経やホルモンバランスに影響し、ターンオーバーを乱します。規則正しい生活を心がけましょう。
以上のように、ターンオーバーは肌の美しさに欠かせない要素です。ターンオーバーが正常に行われるようにケアして、健康で美しい肌を目指しましょう。
【肌質別】肌質に合わせてスキンケア化粧品を選ぶ方法
肌質に合わせてスキンケア化粧品を選ぶ方法を見ていきましょう。
例えば敏感肌は普通肌用の化粧品を使うと刺激で肌が荒れることがあります。
また、乾燥肌が脂性肌用の化粧品を使うとさらに乾燥がひどくなることがあります。
自分の肌の状態を把握して、それに合わせたスキンケアをすることで、肌はもっと美しくなることができます。
普通肌は？
最も肌のバランスが良いです。
クレンジングは、その日のメイクに応じて好きなものを使いましょう。
濃いメイクのときはオイル、薄いメイクのときはジェルやミルクがおすすめです。
化粧水はさっぱりしたもの、乳液はしっとりしたものを使うと、肌が乾燥しすぎたり脂っぽくなったりすることもありません。
脂性肌は？
脂性肌は、水分は十分あるけれど油分が過剰な肌です。
基本的にさっぱりした感触のスキンケア化粧品が向いています。
クレンジングでおすすめなのはオイルクレンジングです。
メイクだけでなく余分な皮脂も一緒に洗い落としてくれます。
洗顔料は固形石鹸で油分を落とせます。
化粧水も乳液もさっぱりしたものがいいですが、水分がたっぷり入っているものを選びましょう。
混合肌は？
混合肌は、乾燥で水分が不足しているのに油分が多い肌です。
乾燥を補おうとして、油分をたくさん出しています。
そんな混合肌の場合は、クレンジングオイルやジェルで汚れを落としたあとに、しっとりした洗顔フォームで洗顔をします。
水分たっぷりの化粧水や乳液で潤して、クリームでカサつく部分に油分を補給しましょう。
乾燥肌は？
乾燥肌は、顔全体がカサカサしてしまいます。
特に冬はその状態が目立ちます。
クリームタイプのクレンジングならしっとり感を保ちながらメイクを落とせます。
化粧水、乳液、クリームもしっとりしたものを使って、水分と油分をたっぷり与えるようにしましょう。
敏感肌は？
敏感肌は、刺激でかぶれたり荒れやすい肌です。
生理前など時期によって敏感肌になる人もいますので、化粧品の使い方も大事です。
全体的にアルコールや添加物の入っていない化粧品を使いましょう。
敏感肌用と書かれてあるものもありますので、自分の肌に合うものを探してみてください。
敏感肌でもしっかり保湿することできれいな肌を維持できます。
どの肌質でも
- 汚れをしっかり落とすこと
- すすぎ残しを作らないこと
- すぐに水分を補給すること
この3つのポイントを守ることが重要です。
さらに肌質に合った化粧品を使うことで、より美肌に近づくことができます。
美肌ケアの大事なポイントは？
肌を美しくするためには、化粧品やスキンケア方法だけでなく、全身のケアも大切です。
顔の保湿はきちんとできていても、体や髪はどうでしょう。
シャンプーを見直す
皮膚は一枚でつながっているし、髪も実は肌の一部なんです。
顔が乾燥していたら髪も乾燥していると思うと、
「シャンプーも変えたほうがいい」となります。
シャンプーは頭皮がかゆくならないか、髪はパサパサにならないかが見直すポイントです。
シャンプーが髪に残ってしまうとフケやかゆみの原因になります。
ボディーソープを見直す
ボディーソープも、今自分がどんなものを使っているか把握できていない人も多いです。
乾燥が気になるときはしっとりしたものを、ベタベタが気になるときはさっぱりしたものを使って、お風呂から出たら保湿をしましょう。
特に背中は顔とつながっている部分なので、背中の状態は顔にも影響が出ると考えてもいいでしょう。
首・デコルテ・二の腕のスキンケア
もうひとつ、首・デコルテ・二の腕のスキンケアが重要です。
顔はしっかりスキンケアできていても、首・デコルテ・二の腕は何もしていない人が多いです。
それに、年齢が出やすいのは首・デコルテ・二の腕なんです。
ここまでが顔だと思ってスキンケアをすると、顔も調子がよく見えます。
まとめ
肌に合うスキンケア方法や化粧品はたくさんありますが、共通するポイントも多くあります。
知識を覚えるのは大事ですが、実践することはもっと大事です。
それに、肌を優しく扱うことで、肌もしっかり反応してくれます。
生活習慣やスキンケア、ボディケアなど、どれかできることからでも始めれば、美しい肌になる日は近づくのです。
今日から試してみましょう。
