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シミの種類と原因、メカニズムを徹底解説!放置するリスクも紹介

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  • 「シミがなぜできるのか?原因が知りたい」
  • 「しっかりと紫外線対策をしているのにシミができた」
  • 「シミ予防してきたのに更年期でシミが増えた気がする」

シミの原因について気になっている方は多いと思います。

紫外線対策をしていてもシミができたり、更年期になってシミが増えたりするのはなぜでしょうか?

この記事では、シミができるメカニズムや種類について詳しく解説します。

どうしてシミが起こるのか?

1.紫外線が原因

日焼けによってシミができるのは、紫外線が原因でメラニンが過剰に生成されるからです。

メラニンは皮膚の色素を作る物質で、紫外線を受けると増えます。

メラニンが多くなりすぎると、皮膚の一部に色素が沈着してシミになります。

紫外線は夏だけではなく、春や秋にも強いです。

特に春は、肌が冬からのダメージで弱っているのに、急激に紫外線が強くなるので注意が必要です。

秋も夏と同じくらい紫外線が強いので、油断しないでください。

シミを防ぐためには、正しい紫外線対策をすることが大切です。

以下のような間違った方法はやめましょう。

  • 日焼け止めを塗ってから長時間外にいる
  • 美白化粧品は夏だけ使う
  • 日焼けした直後に美白化粧品を使う
  • 日焼け止めはspfだけ見る

日焼け止めは時間が経つと効果が減るので、こまめに塗り直しましょう。

日焼けした後は、肌が荒れているので美白化粧品を使う前に保湿をしましょう。

日焼け止めはspfだけでなく、paも重要です。

spfは紫外線b波(uvb)を防ぐ指数で、paは紫外線a波(uva)を防ぐ指数です。

uvbは日焼けや皮膚がんの原因になりますが、uvaもシミやしわの原因になります。

2.女性ホルモンの変化が原因

シミの原因の一つは、女性ホルモンの変動です。

妊娠や出産、更年期などでホルモンバランスが崩れると、メラニンが多く作られます。

女性ホルモンには、エストロゲンとプロデステロンの2つがあります。

エストロゲンは、肌の水分や弾力を保つ働きがあります。

しかしプロデステロンは、メラニンの産生を促進するのでシミができやすくなります。

3.肌の炎症が原因

肌が炎症を起こしても、色素が沈着してシミができやすいです。

そして洗顔のときに力を入れたりゴシゴシこすると、外部の刺激になりメラニンが生成されます。

特に目の周りなどは皮膚が薄いので、影響を受けやすいです。

洗顔するときは、しっかりと泡を作って摩擦が起きないようにしましょう。

4.ストレスが原因

化粧品会社の実験によると、ストレスは活性酸素を増やしてシミの原因になるということです。

ストレスがかかると、リラックスしているときの3倍も活性酸素が発生します。

活性酸素は、体内の脂質と反応して皮膚を酸化させます。

皮膚が酸化すると、細胞に傷をつけてシミができやすくなります。

紫外線対策をしていてもシミができたら、ストレスを溜めていないかチェックしましょう。

5.睡眠不足が原因

睡眠が足りないと、イライラしやすくなりませんか?

睡眠中は、脳や体がリフレッシュして活性酸素による細胞のダメージを回復しています。

活性酸素をためないようにするには、良質な睡眠が必要ですね。

シミの種類はいくつあるの?

日光黒子

紫外線が原因でできるシミの一種で、老人性色素斑とも呼ばれます。

年齢とともに増えることが多く、高齢者に多く見られます。

最初は淡い茶色ですが、だんだん色が濃くなってはっきりした縁取りができるのが特徴です。

顔や手の甲・腕など、日光によく当たる部分にできます。

大きさは細かいものから、数センチのものまでさまざまです。

雀卵斑

遺伝が原因でできるそばかすという名前のシミです。

小さくて茶色っぽい点で、鼻の周りにたくさんあります。

丸くない形で、三角形になっています。

炎症性色素

肌に炎症が起きたニキビや傷の跡が茶色シミとして残ってしまったものです。

肌に合わない化粧品で肌荒れした場合もあります。

ニキビの跡は、紫外線を浴びるとシミ化しやすいので紫外線対策が必要です。

時間が経てば徐々に薄くなっていくことが多いですが、日焼けで色が濃くなることもあるでしょう。

肝斑

メラノサイトという細胞が活発になってメラニンが過剰に生成されるのは、女性ホルモンの影響です。

左右対称に、淡い茶色や濃い茶色のシミができることが多いです。

女性ホルモンのバランスが乱れる妊娠や更年期の女性によく見られます。

ストレスがかかると、シミが濃くなることもあるでしょう。

シミの原因とメカニズムはどうなっているの?

肌を紫外線から守っているのはメラニン

メラニンはシミの原因になりますが、実は肌を紫外線から守る役割があるのをご存知ですか?

肌は表皮と真皮という2つの層でできていますが、表皮は0.2mmほどの薄さです。

表皮の一番下にあるメラノサイトという細胞がメラニンを作って、新しい細胞に渡します。

メラニンは、紫外線を吸収して肌の奥に入るのを防ぐ働きがあります。

美容的には日焼けは良くないですが、メラニンは細胞を守る重要な役割を果たしています。

また、肌は28日周期で細胞が入れ替わり、ターンオーバーという現象が起きています。

健康な肌では、メラニンも28日で古くなった細胞と一緒に排出されます。

メラニンが多くなるとターンオーバーが正常に行われない

メラニンが多くなると、ターンオーバーが正常に行われずに古い角質やメラニンが肌にとどまります。

メラニンが肌に蓄積すると、色素が沈着してシミができます。

シミの原因は紫外線で、肌の再生力が低くなってメラニンを排出できなくなるからです。

また、食生活の乱れやストレスは活性酸素を増やします。

活性酸素が多いと、ターンオーバーが妨げられてメラニンの排出が滞ります。

シミを防ぐためには、ターンオーバーを正しくすることが重要ですね。

ターンオーバーが正常になると、しっとりとした透き通った肌になります。

シミを放置しておくとどうなる?

シミは放置すればするほど色が濃くなる

シミは放置すればするほど色が濃くなって、美白化粧品やピーリングでは取り除きにくくなります。

スキンケアでは効果が出ない場合は、レーザー治療を試してみる人もいます。

シミを完全に消すのは大変なので、uvケアと生活習慣の改善をしましょう。

長く放置しているとイボになる

シミを長く放置すると、老人性イボとも呼ばれる脂漏性角化症になる可能性があります。

表面がぶつぶつと盛り上がっているのが特徴です。

長年紫外線にさらされていると、日光角化症になることもあります。

皮膚が鱗状やかさぶた状になり、皮膚がんの原因にもなる病気です。

まとめ

シミの原因や種類やメカニズムについて説明しました。

シミを防ぐためには、紫外線対策が一番重要です。

女性ホルモンのバランスもシミに影響するので、整えることができます。

妊娠や出産、更年期の人は食事や生活習慣に気をつける必要がありますね。

活性酸素は、細胞に傷をつけてシミの原因になります。

生活や食事の乱れを改善して、活性酸素をためないようにしましょう。

ストレスも活性酸素を増やすので、ストレスを上手に発散することも必要です。