結婚式の服装では、足元も見られることを忘れないでください。
結婚式などのフォーマルな場では、靴はもちろんですが、靴下もマナーを守る必要があります。
特に、男性はパンツで隠れているから大丈夫と思って、普段と同じ靴下を履いてしまうと失礼になるかもしれません。
結婚式にふさわしい靴下を選ぶためには、靴下の色・柄・長さなどのマナーをしっかりと把握しておくことが大切です。
でも、どんなことに気をつけて、靴下を選べば良いのでしょうか？
この記事では結婚式の服装に合う男性靴下のマナーについて、詳しく説明していきたいと思います。
結婚式では靴下にも気を遣う必要があるの？
結婚式の服装では、靴やシャツ、カバン、ネクタイなどと同じように、靴下にもマナーがあります。
結婚式に出席する前にチェックしておきたい靴下のマナーについて詳しく見ていきましょう。
- 清潔感があるか
- ほつれや穴がないか
- 毛玉や薄れがないか
- 新しいものか
結婚式に履く靴下は、清潔感があることが最も大切なマナーです。
まず、匂いや汚れがある靴下は周囲に不快感を与えますし、見た目も悪いですよね。
匂いや汚れが気になる靴下は衛生的ではないので、結婚式などのお祝いの場にはふさわしくありません。
また、意外と見逃しがちなのが、靴下の状態です。
つま先やかかとに穴が空いているとすぐにわかりますが、ほつれや毛玉、薄れなどは見落としがちです。
しかし、ほつれや毛玉がたくさんある靴下や、薄くなってしまった靴下も、履き古してぼろぼろになっていることが一目瞭然ですから、印象は良くありません。
そのため、清潔感に欠けるような靴下を着用するよりも、新品のものを用意しておいた方が安心でしょう。
靴下を新調する場合には、色・柄・長さなど選び方のポイントについて、しっかりと把握しておくことが重要です。
結婚式に最適な靴下のマナーとは？
結婚式に最適な靴下のマナーとは以下の通りです。
- 結婚式では、靴下の色は黒がベストです。
- 靴下の柄はシンプルな無地がおすすめです。
- 靴下の丈は素肌が見えないようにミドル丈にしましょう。
それでは詳しく見ていきましょう。
結婚式では、靴下の色は黒がベストです。
靴下の色について、もう少し柔軟に考えてみませんか？黒色や濃紺は確かに無難ですが、スーツの色やシーンに合わせて、他の色も選択肢に入れることができます。
例えば、スーツの色がネイビーなら、濃紺だけでなく、グレーやブラウンの靴下も合わせやすいです。ダークグレーのスーツなら、ダークグレーだけでなく、ブラックやネイビーの靴下も良いでしょう。
ただし、フォーマルな場では、やはり黒色や濃紺などの落ち着いた色の靴下を選ぶべきです。派手な色や柄は避けましょう。
靴下の柄はシンプルな無地がおすすめです。
靴下の柄は、無地が王道ですが、それ以外の柄も着こなし方次第で使えます。
例えば、フォーマルな場面では、無地やリブ編み、ストライプ柄などのシンプルな柄がおすすめです。これらの柄は、スーツの色や素材に合わせて選ぶと、より上品な印象になります。
一方、カジュアルな場面では、無地にブランドロゴが入っている程度の靴下も悪くありません。また、ドットやチェック、アーガイルなどのポップな柄も楽しむことができます。
ただし、色や柄が派手すぎると、安っぽく見える可能性があるので注意しましょう。
靴下の丈は素肌が見えないようにミドル丈にしましょう。
靴下の長さは、ミドル丈かロング丈がベストです。
ミドル丈とは、膝下の3分の2くらいまでの長さのもので、ロング丈とは、膝下までカバーする長さのものです（別名ハイソックス）。
結婚式などでは、パンツと靴下の隙間から肌が見えるとマナー違反になるので、ミドル丈やロング丈を履くことでそれを回避できます。
ミドル丈は一般的に好まれますが、履き心地が悪かったり、ずり落ちやすかったりする場合もあります。そんなときは、ロング丈を選んでみてはいかがでしょうか。ロング丈はしっかりフィットしてくれるので、安心感があります。
結婚式にふさわしくない靴下は？
結婚式にふさわしくない靴下とは以下の通りです。
- 白色
- 派手な色や柄物
- 丈の短いもの
- 素足
それでは、それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
白色
白色の靴下は、結婚式ではNGです。
白色は、新郎新婦の純潔や清らかさを表す色なので、他の人が着用すると失礼にあたります。
また、白色の靴下は、ダークなスーツや靴とのコントラストが強すぎて、目立ちすぎてしまいます。その結果、全体のバランスが崩れて、見た目が悪くなります。
ですから、白色の靴下は避けて、スーツの色に合わせた靴下を履くようにしましょう。
派手な色や柄
結婚式では、靴下の色や柄にも気をつける必要があります。
基本的には、無地やシンプルな柄の靴下を選ぶのがマナーです。また、素材や厚さにも注意しましょう。以下のような靴下は、結婚式では適切ではありません。
- 毛糸やコットンなどの暖かい素材の靴下
- 透け感のある薄い素材の靴下
- 原色や派手な色の靴下
- チェックやストライプ、アニマルなどの目立つ柄の靴下
- キャラクターやロゴなどのカジュアルな靴下
- 装飾が大きくて目につく靴下
しかし、式の雰囲気やスタイルによっては、少し遊び心を加えることもできます。
例えば、カジュアルな式や二次会なら、ネクタイと同じ色の靴下を合わせたり、靴下に柄を入れてアクセントにしたりすることもできます。ただし、色や柄が全体のコーディネートと調和するようにしましょう。
短いもの
結婚式では、靴下の丈も重要なポイントです。
靴下の丈が短すぎると、パンツと靴の間に肌が見えてしまうことがあります。これは、結婚式では不適切な服装とされます。だから、ショート丈やスニーカーソックスなどの短い靴下は選ばないようにしましょう。
靴下の丈が短いと、色や柄や素材がどんなに良くても、品のない印象を与えてしまいます。逆に、靴下の丈が長めだと、スマートで清潔感のある印象になります。
ただし、カジュアルな式や二次会でローファーやスリッポンなどの靴を履く場合は、例外です。この場合は、靴下が見えないようにするために、短い靴下を履くことができます。
裸足
結婚式では、靴下を履かないで靴を履くのは、とても失礼なことです。
靴下を履かないと、パンツと靴の間から素肌が見えてしまいます。これは、結婚式の場にふさわしくない服装とみなされます。また、靴の中で足が汗をかいたり、靴擦れを起こしたりする可能性も高くなります。さらに、靴にも傷や汚れがつきやすくなります。
ですから、結婚式では、必ず靴下を履くようにしましょう。そして、靴下の色や柄や長さにも気を配りましょう。結婚式のマナーに沿った靴下を選ぶことで、スマートでおしゃれな印象を与えることができます。
結婚式の服装は足元からもお祝いしましょう！
結婚式では、全身のコーディネートが大切です。スーツやシャツはもちろんですが、カバンや靴、靴下などの小物にも目を向けましょう。
特に、靴下は見落としがちなアイテムですが、実は足元の印象を左右する重要な要素です。
靴下の選び方には、色や柄や長さなどのポイントがあります。これらのポイントを知っておくと、結婚式に相応しい靴下を選ぶことができます。
靴下の選び方について詳しく知りたい方は、上記の内容を参考にしてください。自分のスタイルに合わせて、おしゃれな靴下を履いて、結婚式を楽しみましょう。
