「歯並びが汚くて気になる」
「歯並びが悪くて笑顔に自信がない」
あなたはそんな風に思っていませんか?
歯並びを綺麗にする方法が知りたいけど、どこから始めればいいのかわからないという方も多いと思います。
今回は、歯並びが気になる方に向けて、歯科矯正の種類や費用、メリットやデメリットなどを詳しくご説明します。
歯科矯正とは?
歯科矯正とは、歯の位置や噛み合わせを改善するための治療法です。
歯並びが悪いと、笑顔が自信なくなったり、人に見られるのが嫌になったりすることもあるでしょう。
歯並びの悪さは、見た目だけでなく、
- 虫歯や歯周病のリスクが高まる
- 咀嚼力が低下する
- 発音や会話がしにくくなる
など、さまざまな問題を引き起こします。
このような理由から、歯科矯正を受ける人は多くいます。
美しく健康的な歯を手に入れたいという場合は、歯科矯正を検討してみてはいかがでしょうか。
歯科矯正の種類は?
歯科矯正には、さまざまな方法がありますが、大きく分けると3つのタイプに分類できます。
それぞれのタイプには、どのような特徴があるのでしょうか?
1.ワイヤー矯正
歯科矯正方法の中でも、もっとも一般的なのが、この方法です。
歯の表面に小さな金属やセラミックの部品(ブラケット)を貼り付けて、それらをワイヤーでつなぐことで、歯を動かして矯正します。
ワイヤーには、色々な種類があります。ワイヤーの種類によって、見た目や感覚が変わります。
金属ブラケット
金属ブラケットは、ワイヤー矯正の中でも、もっとも一般的なブラケットです。
金属製の小さな部品を歯に貼り付けて、ワイヤーでつなぐことで、歯を矯正します。
金属ブラケットのメリットは、違和感が少なく、ストレスフリーで矯正できることです。
また、費用も他のブラケットに比べて安いことが特徴です。
しかし、金属ブラケットのデメリットは、見た目が目立ってしまうことです。
歯科矯正をしていることを隠したいと思う方や、金属ブラケットに抵抗感がある方もいるでしょう。
セラミック・プラスチックブラケット
矯正装置の素材として、セラミックやプラスチックを使ったものがあります。
このタイプの矯正装置は、費用はやや高めですが、白色や透明色なので、目立ちにくいという利点があります。
ワイヤーも白色にすることができる矯正歯科も多いので、矯正装置をさらに隠すことができます。
目立たないワイヤー矯正を希望する方は、セラミックやプラスチックの矯正装置をおすすめします。
セルフライゲーションブラケット
ワイヤーとブラケットの間の摩擦力を減らした矯正装置を、セルフライゲーションブラケットと呼びます。
この矯正装置は、痛みが少なく、治療期間が短いというメリットがあります。
体に優しく、早く矯正したい方は、この矯正装置がおすすめです。
2.裏側矯正
歯の裏側に矯正装置を貼り付けて、ワイヤーでつなぐ方法を、裏側矯正と呼びます。
この方法は、歯の表側には何も見えないことや、虫歯になりにくいことが特徴です。
見た目に気にならない点が利点ですが、口の中に違和感が強いことが欠点です。
ワイヤー矯正や裏側矯正では、全ての歯を矯正するだけでなく、一部の歯だけを矯正することもできます。
3.マウスピース矯正
マウスピース矯正とは、ワイヤー矯正や裏側矯正のように矯正装置やワイヤーは使用せず、マウスピースを装着することで歯科矯正をする方法です。
1日20時間以上の装着や、2週間ごとの交換が必要ですが通院回数が少ない点がメリットです。
歯科矯正にかかる費用は?
歯科矯正は、高額な費用がかかると思っている方も多いでしょう。
歯科矯正には、様々な方法がありますが、それぞれに費用の差があります。
歯科矯正は、保険が使えないので、自分で全額払わなければなりません。
大人の場合の歯科矯正費用は、おおよそ80~100万円ぐらいだと言われていますが、その内訳はどういうものなのでしょうか?
歯科矯正にかかる費用の内訳
歯科矯正の費用は、
- 初診料金
- 検査料金
- 診断料金
- 矯正料金
の4つに分かれます。
初診料金は、クリニックによって違いますが、無料で受けられるところもあります。
無料から6万円ぐらいまでの範囲がありますので、初診料が安いところを探すといいでしょう。
検査料金は、ほとんどのクリニックで必要になります。
これは、歯科矯正をする前に、骨格や歯の状態をチェックするために行う検査です。
相場は約3万円です。
診断料金は、検査の結果をもとに、治療計画を立てたり、患者さんに説明したりするための料金です。
約2~2.5万円かかります。
矯正の種類ごとの料金
矯正料金は、矯正装置の費用や、病院に行くたびにかかる費用や、薬の費用などを合わせたものです。
矯正料金は、どんな矯正方法を選ぶかによって、変わります。
矯正の種類 | 金額 |
---|---|
ワイヤー矯正 | 約60~100万円 |
ワイヤー矯正 (部分矯正の場合) | 約15~60万円 |
裏側矯正 | 約90~150万円 |
マウスピース矯正 | 約80~110万円 |
歯科矯正の費用は、クリニックや矯正装置の種類によって違いますが、だいたい100万円ぐらいかかります。
一度に払うのは大変だと思いますが、医療ローンなどを利用できるところも多いです。
自分に合った方法で、歯科矯正をすることができます。
歯科矯正にかかる期間は?
部分矯正と全体矯正では、歯科矯正にかかる時間が違います。
部分矯正は、半年から1年ぐらいで終わりますが、全体矯正は、1年半から2年ぐらいかかります。
矯正装置をつけている間は、1~2か月に1回ぐらい病院に行く必要がありますし、矯正装置を外したあとも、半年から1年に1回ぐらいメンテナンスをするために病院に行く必要があります。
矯正装置の種類によっても、期間や通院回数が変わることがありますので、確かめておくといいでしょう。
歯科矯正の良い点は?
歯科矯正には、良い点と悪い点があります。
まず、良い点について説明します。
歯並びが綺麗になり、印象が変わる
歯並びがきれいになると、見た目や印象も変わります。
歯並びは人の顔や雰囲気に大きく関係しています。
だから、歯並びを整えると、見た目もすっきりします。
笑顔が苦手だと思っていた方も、安心して笑えるようになりますね。
自分のことが好きになる
歯並びが気になっていた方は、歯並びが改善されると、自分のことが好きになれますよね。
歯科矯正をすることで、自信を持って生きることができたり、前向きな気持ちになれたりすることもあるようです。
虫歯になりにくくなる
歯並びを整えると、虫歯や他の口の病気のリスクも減ります。
歯並びが悪いと、虫歯になりやすい人も多いようです。
歯科矯正の悪い点は?
次に悪い点を紹介していきます。
痛みを伴う場合がある
歯科矯正は、矯正装置を使うことで、痛みを感じることがあるかもしれません。
これは、体に負担がかかるというデメリットです。
矯正装置には、痛みが少ないものもありますので、クリニックで相談してください。
費用や期間がかかる
歯科矯正には、費用や期間が多く必要になります。
費用は100万円ぐらいかかりますし、通院や治療にも時間がかかります。
歯科矯正をするかどうかは、よく考えて決めることが大切ですね。
まとめ
歯並びが気になる女性にとっては、歯科矯正は最高の解決方法です。
でも、デメリットもあるので、しっかり考えて決めることが大切ですね。
この記事を参考にして、自分にぴったりの、ストレスの少ない歯科矯正方法を探してみてください。
クリニックによっては、無料で相談できるところもありますので、試してみるのもいいですね。
歯並びを整えて、素敵な毎日を送りましょう。