同棲を始めるときに、一番ワクワクするのはお部屋探しではないでしょうか。
二人の未来を想像しながら、どんなお部屋が合っているのかを探しますよね。
でも、同棲のお部屋選びは慎重にしないと、同棲後に失敗してしまう可能性もあります。
せっかくの恋人との同棲なのに、お部屋選びで失敗して、仲が悪くなって別れてしまうなんて悲しすぎますよね。
どんなお部屋を選べば、同棲生活を楽しくすることができるのでしょうか?
ここでは、同棲にぴったりのお部屋の間取りについて、詳しくご紹介したいと思います。
そして、1LDKと2LDKのどちらが良いのかについても、一緒に考えていきましょう。
同棲の間取りのおすすめは?どう決める?
同棲のお部屋の間取りはどうやって選べばいいのでしょうか?
詳しいポイントについては後でご説明しますが、まず注意したいのが、間取り図で見る広さと実際に感じる広さは違うということです。
だから、間取り図だけで決めずに、必ず現地に行ってみることが大切です。
もちろん、コンセントの位置や数、設備の使いやすさなど、チェックしておくべきことはたくさんあります。
同棲生活をスムーズにするためにも、二人で住むお部屋の内見は欠かせません。
また、予算によっても、理想の間取りが選べるかどうかは変わってきます。
予算が厳しい場合には、1LDK程度で探すのが無理がないと思いますが、どうしても2DKが欲しい!という場合もあるでしょう。
その場合には、立地を変えてみたり、家賃を少し上げてみたり、妥協してみると意外と見つかるかもしれません。
中には、築年数は古くても、リフォームされてキレイになっているお部屋などもあります。
予算内で希望の間取りを見つけることができる可能性が高まるので、探してみる価値はありますよ。
同棲の間取りの重要なポイントは?
十分は広さがあるかどうか?
前にも言いましたが、間取り図で見る広さと実際に感じる広さは違うことがよくあります。
1DKのお部屋でも、キッチンが帖数に入っていると、間取り図で見るよりも狭く感じることができます。
だから、内見に行ってみると「え?こんなに狭かったっけ」「思っていたのと違うな」ということが起こることがあります。
自分が想像していたお部屋と、現実のお部屋の広さをしっかり比べて、理想の間取りを見つけるためにも、内見は必ず行きましょう。
それぞれの部屋が必要かどうか?
事前に、二人で部屋が必要かどうかは相談しておくことが大切です。
一緒に暮らしていると、ケンカして「相手の顔なんか見たくない!」と思うこともありますよね。
そんな時、間取りが1DKや1LDKだと、どうしても顔を合わせることになります。
そうすると、実家に帰ったり、友達の家に泊まったり、ホテルに泊まったり、どうしようもなくなってしまいますよね。
また、一人の時間が欲しいという場合には、自分の部屋がある方が気楽に過ごせます。
お互いの希望に沿うように、きちんと相談して決めることが大事です。
部屋の設備は充実してるか?
部屋の設備の使いやすさは、事前にチェックしておくことが大切です。
具体的にチェックしておきたいことは、以下のようなものです。
チェックしておきたいこと
- コンロは何口か
- 風呂とトイレは別々かどうか
- キッチンに十分な収納スペースはあるか
- 洗面台に十分な収納スペースはあるか
- 洗濯機は屋外に置くのか屋内に置くのか
- ベランダはあるか
- 湯沸し器はあるか
- 浴室乾燥機はあるか
最近では、賃貸サイトに部屋の設備について詳しく書かれていたり、写真で見られたりしますよね。
生活スタイルは人それぞれですから、部屋の設備として「これは必要!」というものもあるでしょう。
また、部屋の設備の配置などによっても使いやすさは変わってきますから、事前にチェックしておくことが大事です。
家具・家電の配置は?
部屋の間取りを見て、「ここにこの家具を置いて、この家電を設置して…」と考えるものですよね。
でも、入居後に実際に配置しようとすると、家具のサイズが合わなかったり、コンセントの位置がずれていて配置できないといったことがよくあります。
延長コードを使えば家電は配置できるかもしれませんが、見た目が悪くなるので、できるだけ避けたいですよね。
そのため、事前にコンセントの位置と数はチェックしておくことが大切です。
家具・家電のサイズについては、内見の時に配置したい場所のサイズを測っておくか、契約後に不動産屋さんに相談して計ってもらうか、どちらかの方法をとると良いでしょう。
また、必要不可欠なもの以外は入居後にサイズの合う家具・家電を買うことも考えておくと、理想通りに配置できます。
収納スペースはどのくらいある?
収納スペースが十分にあるかどうかも、事前にチェックしておくことが大切です。
特に、女性の場合は、服だったりコスメだったり、いろいろと荷物が多いことが多いですよね。
断捨離をしても、二人分だとそれなりの収納スペースがないと荷物を入れることができなくなってしまうので、困ることになります。
そのため、収納スペースが十分にあるお部屋を意識して探すことが大事です。
でも、最初にしっかり確認して選んでも、実際に入居してみると収納スペースが不足するということもよくありますよね。
そんな時は、収納付きの家具を選ぶとスペースを節約しながら荷物を入れることができるので、活用するのがおすすめです。
同棲の間取りでおすすめは?
1. 2DK
同棲カップルに一番ぴったりなのが、2DKです。
2DKは、ダイニングキッチン(DK)と寝室が2つある間取りのことです。
同棲しても、「自分の部屋が欲しい!」「一人の時間も大切にしたい!」というカップルに人気の間取りです。
それでは、メリットとデメリットについて見ていきましょう。
メリット
・二人それぞれが自分の部屋を持つことができる
・1LDKよりも家賃が安い
デメリット
・ダイニングキッチンはリビングとして使うには狭いことが多い
・築年数が古いお部屋が多い
ダイニングキッチン(DK)は、リビングとして使うには狭いことが多いです。
でも、お部屋によっては、8帖ぐらいのダイニングキッチンがあることもあります。
1LDKよりも安い家賃で、ダイニングキッチンも広い方が良い場合には、いろんなお部屋を探してみることがおすすめです。
また、ダイニングキッチンは料理するだけで、一部屋をリビング、もう一部屋を寝室にする使い方もできます。
お互いにとって、どちらの使い方が良いかどうかを相談して、納得のいく間取りのお部屋を探してみましょう。
2. 1LDK
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2LDKとは、リビングダイニングキッチン(DK)と2つの居室からなる間取りです。
それでは、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
メリット
・スペースが十分に確保できる
・設備が整っている
デメリット
・家賃が高め
・見つけにくいこともある
2LDKは、二人以上で住むことを想定した間取りなので、1LDKよりも広さがあります。
キッチンもゆったりしていて、居室も2つあるので、自分の部屋を持つことができます。
また、同棲から結婚に至った場合でも、一部屋を寝室にして、もう一部屋を子ども部屋にすることが可能なので、長期的に住めるという利点もあります。
しかし、1LDKや2DKに比べて家賃がかなり高いので、収入が安定していない場合は、どちらかが仕事を失ったり、相手と別れたりしたら支払いに困ってしまいます。
収入に余裕がある場合以外は、家賃面でも1LDKや2DKを選んだ方が無難ですね。
3. 2LDK
1LDKとは、リビングダイニングキッチン(LDK)と1つの居室からなる間取りです。
それでは、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
メリット
・リビングがゆったりしていて快適
・新築や築浅の物件が多い
・設備が整っていることが多い
デメリット
・2DKに比べて家賃が高め
・収納スペースが狭い
・一人で過ごせる部屋がない
1LDKは、キッチンも含めてスペースが広いのが特徴です。
そのため、リビングにダイニングテーブルやソファーを置いて、くつろぐことができます。
しかし、2DKと比べると、新しくて設備が良い物件が多いため、家賃が高くなりやすいです。
家賃を安くしたい場合には、1LDKよりも2DKを選ぶことが多いですね。
また、収納スペースについても、2DKよりも狭くなることがあるため、二人分の荷物を入れられるかどうかも事前にチェックしておきましょう。
4. 1DK
1DKとは、ダイニングキッチン(DK)と1つの居室からなる間取りです。
それでは、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
メリット
・家賃が低い
・初期費用が低い
デメリット
・部屋全体がとても狭い
・収納スペースが狭い
・一人で過ごせる部屋がない
1DKは、家賃や初期費用を安くすることができるのが特徴です。
そのため、収入に余裕がない状態で、同棲をスタートする場合におすすめの間取りです。
しかし、部屋全体がとても狭くなってしまうため、一人になれる部屋もなく、相手と常に一緒にいることになります。
相手とケンカをした場合にはちょっと気まずいかもしれませんが、仲直りする時間も早くなると思えば良いかもしれませんね。
また、収納スペースもとても狭くなり、最悪の場合は1つしかないこともあるので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
まとめ
同棲の間取りは、予算に応じて選択肢が変わります。
1LDKや2DKは、同棲の間取りとしておすすめされています。
部屋の広さや設備、収納スペースなどを考慮して、二人で最適な間取りを相談して決めましょう。
また、間取り図で見るのと、実際に内見するのとでは、広さや家具・家電の置き場所などが違って感じられます。
二人にとって理想的な部屋にするためにも、上記を参考に間取りをチェックして、自分たちにとって条件の良い物件を探しましょう。