結婚式の準備は大変なものです。特に、招待状は手間がかかる上に、発送時期を見誤ると、招待客の出欠確認に支障が出てしまいます。
招待状は、結婚式の日程や会場、招待客の名前や住所などを確定させた上で、デザインや印刷を依頼する必要があります。
そのため、発送までにはかなりの時間が必要です。逆算して計画を立てないと、発送が遅れてしまう可能性が高くなります。
発送が遅れると、招待客に返事を急がせることになりますし、逆に早すぎると、予定が未定の人が多くて返事が来ないこともあります。
招待する側もされる側も、スムーズに出欠のやりとりができるように、招待状の発送時期は慎重に決める必要があります。
この記事では、招待状の発送時期の目安や注意点などを、詳しくご紹介します。
結婚式招待状を出す時期はいつ？
結婚式招待状はいきなり発送してはダメ！
結婚式の招待状は、挙式日の2～3ヶ月前に発送するのが普通です。どうしても遅くなる場合は、1ヶ月前までには発送しましょう。
ただし、招待状を急に送るのはマナー違反です。招待客には、事前に結婚することや招待状を送ることを伝えておきましょう。
また、結婚式の日程や返信期日なども一緒に告げておくと、出欠のやりとりがスムーズにできます。
結婚式招待状の渡し方は何がベスト？
結婚式の招待状は、郵送で送るのが一番礼儀正しい方法です。招待客には、招待状を受け取ってもらうことで、結婚式への出席をお願いする気持ちを伝えることができます。
しかし、郵送で送ることができない場合もあります。例えば、仲の良い友人だけを招待するカジュアルな結婚式や、結婚式の日程が急に決まってしまった場合などです。
そんなときには、手渡しやWEB招待状という方法も選択肢に入ります。手渡しは、直接会う機会がある人に対して行うことができます。WEB招待状は、インターネット上で招待状を作成して、メールやSNSなどで送信することができます。
特に、授かり婚や両親から結婚式を急かされたなどの事情がある場合には、WEB招待状は非常に便利な方法です。時間や費用を節約することができますし、招待客の出欠の管理も簡単にできます。
ただし、WEB招待状であっても、最低限のマナーは守りましょう。挙式日の1ヶ月前までには必ず送信することが重要です。それより遅くなると、招待客に迷惑をかけてしまいます。
結婚式招待状を発送するまでのスケジュールは？
結婚式の招送状の発送時期は、状況によって変わります。ここでは、以下のような場合について、発送時期の目安をご紹介します。
- 一般的に良いとされる発送時期は？
- 招待客に事前に知らせている場合の発送時期は？
- 少人数で結婚式をする場合の発送時期は？
- 急な結婚式の場合の発送時期は？
それぞれの場合におすすめの発送時期について、詳しく見ていきましょう。
一般的に良いとされる発送時期は？
一般的に良いとされる発送時期は、挙式日の2～3ヶ月前です。
招待される側は、挙式日に休みを取ったり、子どもの世話をしたりする必要があるかもしれません。
でも、発送する時期が早すぎると、予定が未定だったり、返信を忘れたりすることもあります。
そうすると、招待する側も、人数が確定しないので料理やゲスト表の手配ができないことになります。
お互いにスムーズに結婚式の準備ができるように、挙式日の2～3ヶ月前には発送を済ませておきましょう。
招待客に事前に知らせている場合の発送時期は？
事前に招待客に結婚式の詳細を知らせている場合の発送時期は、挙式日の1～2ヶ月前で大丈夫です。
でも、結婚式の詳細を連絡してから、招待状を発送するまでに時間がかかりすぎるとダメです。
招待された側は、「招待状はいつ来るの？」「結婚式はいつだっけ？」と心配になるかもしれません。
招待する側を信用できなくなることもあります。結婚式の詳細を伝えたら、1ヶ月以内に招待状を発送しましょう。
少人数で結婚式をする場合の発送時期は？
結婚式を小規模にする人もいます。「親族だけ」「親族と友人少数」などです。
小規模でも、招待状は発送しますが、事前に知らせているなら、挙式日の1ヶ月前に発送しても大丈夫です。
招待する側もされる側も、結婚式の詳細や出欠の確認を事前にしておくと、準備が楽になります。
でも、挙式日の1ヶ月前には招待状を発送しないと、参加者が確定しなかったり、招待客が心配になったりするので、気をつけましょう。
急な結婚式の場合の発送時期は？
急な結婚式の場合でも、発送時期は挙式日の1ヶ月前までには済ませましょう。
でも、結婚式の日時や場所が決まったら、すぐに招送状を発送するのが礼儀です。
招送状には、「急なお願いで申し訳ありません。」「返事は〇〇日までにお願いします。」と書いておきましょう。
結婚式招待状を改めて発送する場合はどうする？
結婚式の招待状の返信で、欠席の人が多くて、参加人数が減ることもあります。
そんな時は、人数を増やすために、招待状を追加で発送したくなるかもしれません。
でも、追加で招待する場合は、気をつけないといけません。
特に、職場や友人などから追加で招待する場合、「招待状はもっと前に来ていた」という話が広まるかもしれません。
だから、後から招待する人には、「手配が遅くなってしまって、すみません。」と書いておきましょう。
後から招待したことがバレないように、手配が遅れたことを謝ることが大切です。
結婚式の招待状は余裕を持って発送しよう
結婚式の招送状の発送時期は、挙式日の2～3ヶ月前が良いとされています。
招待客の予定や式場の料理などの準備にも、この時期が適切です。
急な結婚式や他の準備で発送が遅くなる場合でも、挙式日の1ヶ月前までには発送しましょう。
それより遅いと、結婚式の準備に困ったり、招待客に心配をかけたりすることになります。
また、招送状を発送する前には、招待客に結婚することや招送状を送ることを知らせておきましょう。
これらを参考に、招待する側もされる側も、最適な時期に招送状を出して、準備に余裕を持ちましょう。
