同棲解消したい理由は、人それぞれで異なると思います。
例えば、家族の都合や仕事の移動などで、同棲を続けることができなくなる場合もあるでしょう。
また、お金を貯めたり、自分の欠点を直したり、結婚に向けて準備するために、一時的に同棲を解消こともあるかもしれません。
でも、同棲を解消する理由によっては、恋人との別れにつながってしまうこともあります。
同棲解消したいけど、恋人は失いたくないという場合には、どうやって理由を伝えれば、恋人と仲良くいられるのでしょうか？
この記事では、同棲を解消する理由について、詳しく説明します。
さらに、別れの原因になりやすい場合の注意点についてもお伝えします。
同棲を解消する理由次第で、別れるきっかけにも！
詳しい理由については後で説明しますが、その中でも、カップルの関係性に影響するのが、やむを得ない事情による同棲をやめることです。
例えば、親の介護のために実家に戻らなければならない場合を考えてみましょう。
その場合に、関係が続くカップルと別れてしまうカップルには、どんな違いがあるのでしょうか？
それぞれの思いや考え方の違いについて、以下のように整理してみました。
・遠距離恋愛でも大丈夫だと思っている
・結婚したら異動したり転職したりしても問題ないと考えている
・結婚しても別居しても構わないと思っている
・どこでも仕事ができるスキルを持っている
・介護に対して協力的である
・遠距離恋愛は苦手だと思っている
・仕事の都合で異動するのは無理だと思っている
・今の仕事が楽しくて、転職するのは嫌だと思っている
・結婚したら一緒に暮らすべきだと思っている
・介護に対して非協力的である
関係が続くカップルの場合は、遠距離恋愛でも問題なく付き合える場合が多いです。
しかし、今回の理由が親の介護という理由なので、介護が終わるまでにはかなりの時間が必要です。
結婚を真剣に考えているなら、仕事の都合で異動するのが難しかったり、転職するのが嫌だという場合には、別居婚という選択肢になると思います。
別居婚でも問題ないと思っているなら、関係が続くと思いますが、そもそも結婚するなら、親の介護を一緒に支えてほしいと思うのが普通ですよね。
親の介護を手伝う気がない、面倒だと感じる相手であれば、ここで別れを決めます。
このように、同棲をやめる理由をきっかけにお互いの結婚観や価値観の違いがわかって、別れのきっかけになる場合もあるので、気をつけましょう。
同棲をやめる理由として、よくあるもの
やむを得ない事情で、同棲をやめることになった
同棲をやめる必要がある事情は、次のようなものです。
- 仕事で、異動することになった
- 親が病気で、実家に戻って看護しなければいけなくなった
- 親の世話をするために、実家に戻らなくてはならなくなった
- 祖父母の世話をするために、実家に戻らなくてはならなくなった
これらの理由は、相手のせいではないものです。
だから、同棲をやめるのは仕方がないと理解してくれるでしょうが、別れるかどうかは、自分で決めなければいけません。
遠距離恋愛を続けるか、結婚するかを考えるチャンスでもありますから、今後のことをよく話し合ってください。
前向きな理由によって、同棲をやめることになった
同棲をやめることにした前向きな理由は、次のようなものです。
- お金の問題をクリアにして、二人ともに貯金するため
- 仕事に専念するため 相手との距離を調整するため
- お互いの弱点を改善するため
- 自分の気持ちを確かめるため
これらの理由は、結婚を目指して、相手との仲をもっと良くすることが目標の同棲をやめることになりますね。
「別れるつもりはない」ということをしっかりと伝えて、真面目に、でも、落ち着いて話をすれば、相手も自分の気持ちがわかるはずです。
恋人と別れたくないと思っているなら、上記の理由を参考に、「一定期間の同棲休止」を提案してみましょうか？
価値観の違いで、同棲をやめることになった
同棲をやめることにした価値観の違いは、次のようなものです。
- お金の使い方が違う
- 暮らし方が違う
- 食べ物の好き嫌いが違う
- 家事の分担が上手くできなかった
- 結婚に対する考え方が違う
今まで、全く別の環境で暮らしていた二人が同棲するとなると、当たり前ですが、価値観の違いが出ます。
価値観が一致するかどうかも確かに大切なことですが、それ以上に大切なことは、どこまで譲歩・忍耐することができるかどうかです。
お互いに、結婚を本気で考えるなら、相手の悪いところも受け止めて、改善するために努めることが求められます。
でも、何でもかんでも我慢するわけにはいきません。自分の限界を超えている場合には、無理を続けると心も体も病んでしまいます。
努力しても、「もうだめだ」と思ってしまった場合には、無理をしないで、正直に自分の気持ちを話すようにしましょう。
環境の変化で、同棲をやめることになった
同棲をやめることにした環境の変化は、次のようなものです。
- 自分の時間がなくなった
- 相手に口出しされることが多くなった
- 休日を合わせることが必要になった
- 友達を家に呼ぶことが難しくなった
- 好きな時にタバコ・お酒ができなくなった
これは、同棲している部屋の広さや、個人の考え方によって変わることが多いです。
同棲している部屋が1DKや1LDKだと、部屋がつながっていることも多いので、同じ空間にずっと一緒にいることになります。
また、部屋が2DKでも、休日はずっと一緒にいたいと思っていると、相手の部屋にずっと入ってしまうこともありますね。
このように、カップルだからといって、相手との距離を考えないで自分の都合ばかりを優先するような生活をしてしまうと、別れにつながるので気をつけましょう。
そのほかにも、同棲することで、自分の家に友達を呼ぶことが難しくなったり、タバコ・お酒を制限されたりすることも別れのきっかけになることがあります。
性に関する事情で、同棲をやめることになった
同棲をやめることにした性の問題は、次のようなものです。
- 飽きられてしまった
- 相手に興味がなくなった
- 異性として魅力を感じなくなった
- 相手の悪いところばかりが目につくようになった
- スキンシップが少なくなってしまった
- セックスしなくなった
上記では、環境の変化によるものについて説明しましたが、性に関する不満も同時に起こりやすくなります。
同じ空間にずっと一緒にいると、だんだんと刺激がなくなってしまって、相手に飽きられたり、相手に興味がなくなったり、異性として魅力を感じなくなったりすることもあるでしょう。
それを「マンネリ化」と言っていますが、これがさらにひどくなると、相手の悪いところばかりが目につくようになったり、セックスしなくなったりすることもよくあります。
結婚を本気で考えているカップルは、こうなる前に、お互いの改善点を話し合って、「一定期間の同棲休止」をすることもあります。
別れてしまわないようにするためにも、お互いの不満を解決するためにできることはやることが大切です。
相手に非があって、同棲をやめることになった
同棲をやめることにした相手の非は、次のようなものです。
- 浮気をしていた
- 暴力をふるっていた
- モラハラをしていた
- 家を出て行っていた
- 借金をしていた
- 経済的DVをしていた
特に、体やお金に関するDVをしていた場合や、モラハラをしていた場合には、恋人でも慰謝料を求めることができます。
慰謝料を求めるためには、被害にあっていたことを証明する証拠が必要なので、記録をしっかりと残しておくことが大切です。
また、同棲をやめた後に接近禁止命令を出してもらうこともできますから、黙って我慢することなく、戦っていく勇気を持ちましょう。
ただし、浮気に関しては、同棲をやめることで慰謝料を求めることができない場合があります。
浮気が原因の同棲解消で慰謝料を求めるためには、必ず、結婚する約束があったことを証明する必要があるので、気をつけましょう。
同棲解消理由で一番の理由とは？
以下の文章は、書き換えたものです。 同棲をやめることにした理由として、一番多いものを順番に紹介します。
- 相手に代わる人が見つかった
- 価値観の違いによるもの
- 環境の違いによるもの
上記には書いていませんでしたが、同棲をやめることにした理由として、一番多いのが、「相手に代わる人が見つかった」という理由です。
これは、価値観の違いや環境の違いなどの理由で、相手に対する気持ちが冷めている場合に他の人が惹かれるようになってしまう現象ですね。
たいていの場合は、同棲している相手に不満があっても、「独身に戻りたくない」「他に付き合う人を探すのが大変」という理由で、ずっと同棲を続けていることもあります。
また、単に、「同棲している方が生活費が安く済むから」「引越し費用等の用意が大変」という理由で、同棲をやめない場合もあるようです。
でも、そこに相手よりもずっと魅力的だと思える異性が現れると、「相手に代わる人が見つかってしまったから、同棲し続ける必要はない」という考えに変わります。
好きな人ができたことは同棲をやめることの理由ではありませんが、同棲をやめるために動き出す勇気が出てくるので、この理由が一番多いと思われます。
まとめ
同棲をやめることから別れにつながる理由は、1つだけではないことが多いです。
一緒に暮らしていて、1つのことに不満が出てきて、それを我慢していたら、どんどん新しい不満が出てきて、別れを選ぶことがよくあります。
恋人と別れたくない、仲良く同棲生活を送りたいと思っているなら、お互いに不満が出てきたら、ちゃんと話し合うことが大切です。
二人で話し合って、努力をしても改善する見込みがない場合には、恋人と別れることになっても、努力した分、後悔も少なくなるでしょう。
また、同棲をやめても恋人と別れたくない理由を伝えたい方は、上記を参考にして、自分の気持ちを素直に話すようにしましょう。
