「婚活詐欺とは?」「どうやって騙されるの?」「どうすれば防げるの?」など、婚活詐欺について不安になることがありますよね。
実は、婚活詐欺は昔からある現象です。しかし、発生件数は少なく、被害者になる確率も非常に低いです。それでも、気を付けなければならないこともあります。
このページでは、結婚相談所でアドバイザーとして活躍し、1,000人以上の方をサポートしてきた筆者が、婚活詐欺について解説します。
- 婚活詐欺の6つの典型的なパターン
- 婚活詐欺師が使う6つの巧妙な手口
- 婚活詐欺から身を守る3つのコツ
- 婚活詐欺師を見抜く7つのポイント
この記事を読めば、婚活詐欺の仕組みや詐欺師の特徴を知ることができ、安全に婚活を楽しむことができるでしょう。
婚活詐欺の6つの典型的なパターン
婚活詐欺とは、「結婚を餌にして婚活中の人に接近し、うそをついてお金をだまし取る卑劣な行為」のことです。(※デート商法とも呼ばれます。)
婚活詐欺には男女ともに狙われるケースがありますが、女性の方がはるかに被害に遭いやすいです。(女性の被害件数は男性の2.5倍以上!)
そこで、婚活詐欺にはどんなタイプが多いのかを知っておくことが大切です。事前にパターンを把握しておけば、防ぐ方法も見えてきます。では、よくあるパターンを6つ紹介しましょう。
- お金に困っている
- 借金があると告白する
- 親が病気だと言う
- 仕事で失敗したと言う
- 結婚式場の費用が足りないと言う
- 投資の話を持ちかける
お金に困っている
よく見られるのが「今月お金がピンチで…」とお金に困っていることを訴えてくるパターンです。
「生活費に1万円貸してほしい」とか「今月は給料が遅れてるから2万円だけ貸して」とか、最初は小さな金額から始まります。しかし、「あと1万」「全部返すから今回だけ3万」とどんどん要求が増えていき、
最終的には数ヶ月や数年にわたって50万や100万という大金をだまし取られてしまうこともあります。
こんなの信じるはずがないと思う人もいるでしょうが、恋愛感情が芽生えた後に言われるので、嘘だと気づきにくいのです。
借金があると告白する
結婚を前提に付き合っているときに「実は借金があるんだ…」と告白されるパターンです。
「結婚するなら借金を返しておきたいからお金を貸してくれないか」と言って100万円や300万円という大きな金額を求めてきます。
結婚の準備と言われたら、快く貸してあげたい気持ちもわかりますが、このような話には用心しましょう。
親が病気だと言う
付き合ってから「実は親が重病で…」「親が急に倒れてしまって…」と嘘をついてくるパターンもあります。
「手術の費用が足りないんだ」と言われたら、心配してしまって「助けてあげたい」という気持ちになってしまいます。
命の危機に関する話で騙そうとする非道な詐欺師もいるので、このような話をされたら冷静に詳細を確認しましょう。嘘だったら詳細な話を説明することができないはずですから。
仕事で失敗したと言う
コンサルタントや自営業という職業で、年収1,000万円という魅力的な相手が、「仕事で失敗して…」「事業がうまくいかなくて…」とお金を貸してくれと言ってくるケースもあります。
「回復する見込みはあるんだけど、そのためには今すぐ950万円が必要なんだ。でも自分の資金だけではどうしても200万円不足してるんだ…。」なんて頭の良さそうな好きな人に具体的に言われたら、信じてしまいそうです。
(年収の高い男性と結婚するなら、これぐらいの困難も乗り越えなきゃいけないのかな。と自分で納得してしまったりすることもよくある…。)
しかし、このような場合、借金の話はもちろんのこと、職業や年収も嘘だったりすることが多いです。あまりにドラマチックすぎる出会いや話には用心しましょう。
結婚式場の費用が足りないと言う
中には結婚式場を2人で見学したりして、その後で騙してくる詐欺師もいます。
「結婚式場に入金するから…」と言われたら、本気だと思って100万円や200万円貸してしまいがちです。
しかし、親にも会わせてもらえないのに式場まで決めるなんてことはおかしいですよね(そんな非常識な相手は別れましょう!)。また、結婚式場は予約金(15万円ぐらい)以外は、式の直前や当日に支払うのが普通なので、だまされないように気を付けましょう。
投資の話を持ちかける
付き合って結婚の話が進んできたときに「2人の未来のために投資しよう」と騙してくるパターンもあります。
投資の種類はいろいろですが、よくあるのは以下です。
- 投資用マンションの購入
- 保険や株などの金融商品
- よくわからないIT事業への投資 etc.
「2人の幸せのために」「絶対損しない」「〇〇ちゃん/〇〇さんは才能があるから」と好きな人に言われたら、高額な話でも信じてしまうこともあるでしょう。
実際に以下のようなケースがあったそうです。
婚活サイトで出会った男性と何度かデートをした後、節税の話になった。「将来のために」とマンション購入をすすめられた。「価格が急激に下がることはない」と言われ、購入後も「持っているだけで損はしない」の 一貫だった。
デートの時は優しかったり、時には厳しく言ったりして、心を操られたと思う。当時はデート商法だと気づかなかった。購入後は連絡が取れなくなった。購入して半年後、マンション売却の見積もりをしたら、市場価値は購入額の半分以下だとわかった。
※引用:「国民生活センター」
婚活する人が何百万人もいる中で、このような詐欺に遭うのは毎年50件以下で、0.005%(20万人に1人)以下の確率ですが、
このようなことが本当に起こっているという事実を忘れてはいけません。怪しいと感じたら一度相手を冷静に見直してみたり、周りに相談してみたりするようにしましょう。
婚活詐欺師が使う4つの巧妙な手口
婚活詐欺の記事を書き換えるのですね。分かりました。では、以下のように書き換えてみました。
婚活詐欺の手口はどんなものなのでしょうか?どうして騙されてしまう人がいるのでしょうか?
この2章ではそのことについて詳しく解説していきます。
婚活詐欺師の手口はだいたい以下の流れで進められます。この流れを知っておけば、「この人/この子はもしかして…」と疑うことができるようになります。
- 婚活サービスを利用して接触してくる
- 時間をかけて信頼関係を築く
- 結婚の話をほのめかす
- あなたが結婚を考え始めたタイミングで騙しにかかる
それでは一つずつ説明します。
婚活サービスを利用して接触してくる
婚活詐欺師と出会ってしまう場所はどこなのでしょうか?実は、「婚活サイト」や「婚活パーティー」「結婚相談所」などの婚活サービスを利用しているときに出会うことが多いです。
婚活サービスには結婚願望の強い男女がたくさん登録しているため、詐欺師たちにとっては狙いやすいターゲットが見つかる場所なのです。
詐欺師たちには以下の特徴があります。
- イケメン/美人
- とても優しい
- 謙虚
- 年収が高い
- 学歴が高い
- 職業がいいなど高条件
つまり、見た目も性格も、そして条件も全てが申し分ないということです。
そんな人からアプローチされたら怪しいと思っても、実際にアプローチを受けると「こんな素晴らしい人と結婚できたらラッキー!」と思ってしまうこともあるでしょう。しかし、それは詐欺師たちの罠なので注意しましょう。
時間をかけて信頼関係を築く
詐欺師は最初から相手を騙そうとはしません。初めて会うときは相手に警戒されやすいからです。
そのため詐欺師は3回や4回とゆっくり会ったり、本当に付き合ったりして、あなたを信用させていきます。(中には1年かけて騙してくる相手もいます…!)
この間はとても真面目で優しいので、その人/その子が詐欺師だなんてほとんどの人は気づきません。騙されてしまうのも仕方がないと言えるでしょう。
結婚の話をほのめかす
婚活詐欺師はずる賢くも、あなたの結婚したい気持ちにつけ込んで結婚の話をほのめかしてきます。
「一緒に住んだら楽しいよね」
「結婚したら広い家に住もう」
「落ち着いたら旅行にもたくさん行こう」
「子供は2人がいいなぁ…」 etc.
この時にはあなたは相手のことを信じてしまっているので、こんな言葉を言われたらもう結婚が決まったと思ってしまいます。
※ちなみに、最近の詐欺師はあなたに結婚を考えさせるため、あなたの親にも会うことがあります。
そのため、親に会ってくれるからと言って安心してはいけません。
あなたが結婚を考え始めたタイミングで騙しにかかる
あなたが相手のことを結婚相手として想うようになったとき、ついに本格的に騙しに来るのです。
「小さな金額から始めるケース」「投資など一度に大きな金額を要求するケース」など、最終的な騙し方は詐欺師によって違いますが、
婚活詐欺師はこのように計画的に時間をかけて騙してくるので、男性も女性も、気づかずに引っ掛かってしまうことがあります。
【参考】こんな人は要注意!婚活詐欺にあいやすい人
婚活詐欺師は特に以下のような人を狙っています。自分に当てはまるものがある人は、詐欺に気を付ける必要があります。
⑴ 恋愛経験が少ない人
⑵ 結婚を急いでいる人
⑶ 高い条件を求める人
⑷ 優しい人、真面目な人
⑸ 押しに弱い人
⑹ 以前に恋人にお金を貸したことがある人
⑴~⑶の人は婚活詐欺師の主な獲物と言えます。こうした人は素晴らしい異性に出会った時に、夢中になってしまいやすいからです。
さらに⑷⑸の性格があると、詐欺師が騙そうとした時に、疑わずに相手にお金を渡してしまうこともあります。
また⑹のようにお金を貸して返ってきた経験がある人は、お金を貸すことに抵抗が少なくなってしまっているので注意が必要です。
自分は詐欺に引っ掛かりやすいかもしれないということをしっかりと認識し、常に警戒するようにしましょう。
婚活詐欺から身を守る3つのコツ
婚活詐欺師はどこにでもいるかもしれませんが、0.数%の確率の人を疑ってばかりでは、本当に素敵な人を見落としてしまうかもしれませんね。
だからこそ!婚活詐欺に気を付けたい人は、次の3つのことを守りましょう!
これだけで99%詐欺にあわないで済むはずです!
お金は絶対に貸さない! どうしてもと言われたらまずは友達や親に相談する それでもどうしてもと言われたら、必ず借用書を作る 婚活中にお金の話が出たらこれだけは忘れないでください!
それでは一つずつ詳しく説明します。
お金を貸さないこと!
お金を貸さなければ詐欺にあわないのは明らかですが、騙されやすい人はこれが難しいことが多いです。(好きな人、結婚を決めた人からお願いされたら本当だと信じてしまうのも仕方がない!)
どんなに困っていると言われても、結婚するまではお金は絶対に貸さないという強い意志を持ちましょう。
どうしてもと言われたら、友達や親に相談しましょう。
でも、詐欺じゃなくて、本当に困っていることもあるかもしれないと思うかもしれません。
相手の話が本当だと感じて、どうしても助けてあげたいという場合は、まずは一息ついて、友達や親に相談してみましょう。
第三者ならあなたより冷静に判断できるので、正しいアドバイスをしてくれるでしょう。
借用書を書くこと!それでもお金を貸す場合は、必ず借用書を書きましょう。
第三者のアドバイスを聞いても、それでも貸したいと思った時は、念には念を入れて必ず借用書を作っておくようにしましょう。
借用書があれば、もし騙されてしまった時でも、相手を訴えてお金を一部でも取り返すことができます。
普通の相手なら、本当に困っている時は借用書を自分から用意するのが常識なので、借用書にサインすることに抵抗しないはずです。
もし相手が怒ったり、「信用してないんだ?」と言ってきたら詐欺師の疑いが強いので勇気を出して別れましょう。(詐欺師じゃなくても、そんな人と結婚したら結婚生活が大変ですよ。)
婚活詐欺師を見抜く7つのポイント
詐欺師は普通の人に見えるので、付き合う前に完璧に見分けるのは難しいですが、いくつかの特徴から相手が怪しいと感じることはできます!
具体的には以下の7つです。このような特徴のある人に出会ったら、一度冷静になって相手を疑ってみましょう!
- 写真を一緒に撮るのを嫌がる
- 相手の親に会わせてくれない
- 相手の家に行かせてくれない
- お金を貸してと言ってくる
- 考える時間をくれない
- 「他の人に相談するね」というと嫌がる
- 「借用書を書いて」というと嫌がる
それでは一つずつ詳しく説明します。
写真を一緒に撮るのを嫌がる
詐欺師は証拠を残したくないので、写真を一緒に撮ることや、顔写真を撮られることを嫌がります。
写真が好きじゃない人もいるかもしれませんが、相手がこんな特徴を持っていたら「ちょっと怪しいかも…?」と、心の中で警戒しておくようにしましょう。
相手の親に会わせてくれない
婚活詐欺師は自分の親には会わせてくれないのに、こちらの親には会ってくれます。自分がついている嘘がバレないようにするためです。
結婚する前に、相手が親紹介のタイミングを考えているということもあるかもしれませんが、相手がこんな特徴を持っていたら、心の中で警戒しておくようにしましょう。
相手の家に行かせてくれない
詐欺師は住所を知られるのを避けます。そのため、交際していても相手の家に招いてくれないことがあります。
本当に実家暮らしだからなかなか呼べないということもあるかもしれませんが、1と2の特徴と合わせてこの特徴も見られたら、少しずつ疑ってみるようにしましょう。
お金を貸してと言ってくる
詐欺師は最終的には必ずお金を貸して!と言ってきます。
詐欺師でない普通の人なら、婚活中に恋人にお金を借りるなんてことはとんでもない事態でない限り絶対にしません!(まずは親や友達に相談するのが普通の人の考え!)
結婚する前に、「お金を貸して/投資をしよう」などと言ってきたら、冷静に相手を疑ってみましょう!詐欺師である可能性が高いです!
考える時間をくれない
婚活詐欺師は詐欺が成功するように、あなたにゆっくり考える時間を与えないでお金をせかしてくることがよくあります。
例えば以下のように…
- 「結婚式場が週末までにお金を払えば20%OFFになるって!」
- 「親が重病で…明後日手術するんだけど、明日までにお金が必要なんだ…」
- 「今レート/地価が低いから、今投資したほうが一番得だよ!」etc.
高額な話なのに考える時間をくれないのはおかしいですよね。絶対に疑ってみるようにしましょう。
「他の人に相談するね」というと怒る
急にお金の話をされたら「わかったよ。でも大きな金額だから、まずは友達/親に相談してくるね!」と言ってみましょう。
詐欺師だったら、ほとんどの場合、嫌がるでしょう。詐欺が成功する寸前で、あなたの友達や親の助言で今までの作戦が台無しになってしまうからです。
「借用書を書いて」というと逆ギレする
婚活詐欺の記事を書き換えるのですね。分かりました。では、以下のように書き換えてみました。
婚活詐欺師は友達や親に相談しても構わない、むしろ相談したほうがいいと言う強気な詐欺師もいます。
その場合、最後の砦として借用書を作ることを提案してみましょう。ほとんどの詐欺師はこれに断ります。返す気がないからです。
借用書を作成する際は、必ず身分証を見せてもらって以下の内容を確認しましょう。
- 名前(免許証・パスポートなど、写真付きの身分証で確認するのが安全)
- 勤務先(社員証、名刺などで確認)
- 住所(免許証など) 実家住所、実家電話番号(身分証での確認はできないが、住所は彼の今までの話と矛盾がないか、電話番号は一度かけてみるなどして確認できる)
これができないのであれば、絶対にお金を貸すことはやめましょう。
まとめ
婚活詐欺に関する重要な情報をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
婚活詐欺師に遭う確率はとても低いですが、実際に被害に遭ってしまう人が毎年いることは事実です。
警戒しすぎると、逆に本当の恋を逃してしまうこともあるかもしれませんが、常に婚活詐欺が存在するという事実を忘れないようにしましょう。
それでも不安な人は、安全対策やトラブル対応のサポートがしっかりしている大手のサービスを利用するようにしましょう。